2015年12月13日日曜日

孤立

一寸驚きました。

御器所で昼食を摂るため、二種のミニ丼を組み合わせたセットメニューが知られた店を訪れた時のことです。

着席後、何気なく店内を見渡すと、丼と箸を持って、食べながらテーブルに広げた雑誌を読んでいる先客に気づきました。で、丼と箸を置き、頁を繰って雑誌を持って読み出すと...食べ終わったかのかと思いきや、再び丼を持って食べ続けたわけです。同様に雑誌を読みつつです。

驚いたのは、その先客がオッサンやニーチャンではなく三十代位の女性だったことです。差別意識ではなく先入観に依る違和感と思っていますが。

大概、自身も品がいいとは思っていませんが、”なんだかなぁ”といった印象が拭えませんでした。周囲が見えないというか、自宅の延長という意識なんでしょうか。

ふと隣客も見れば、スマホをテーブルに置き、何やら横目で見ながら丼を食べ進めていました。件の女性客もこの延長という認識なんでしょうか。

”そんなことにいちいち目くじら立ててもきりがない”、周囲への目も周囲からの目も関心がない個人主義の徹底、そういった風潮を改めて実感した次第です。

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