安全保障法制改正する力量がないからといって、閣議決定で解釈合憲として強引に話を進めるのも姑息です。
こういった話になると、
日進月歩の安全保障の現実を十分に踏まえていないとか、”昨今に日本を取り巻く環境は...”といった声が上がるわけですが、そんなことは相当以前から想定できていたはずです。できていなければ無能です。
自らの怠慢を棚上げし、この期に及んで”安保法制、待ったなし”って...今更感が拭えません。
そういった危機意識があったならば、もっと早くに環境を整備し、憲法改正に向けて真摯に取り組むべきだったと考えます。
与党自民党は、オウンゴールでこれまでどれだけ改正の芽を摘んできたのか、自覚しているのでしょうか。その最たる例が民主党による政権奪取でした。
事務所費問題やら年金記録問題やらで政権運営に支障をきたし、挙句、民主党に政権を譲ることになった... 自滅を繰り返し憲法改正に取り組めなかった、取り組んでこなかった、そういった過去を鑑みれば今更”安保法制ガー”と叫ばれてもなぁ、と。
安保法制の是非以前に、
”無能な指揮官の下にはつきたくないなぁ”が素直な印象です。
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